技能実習の書類は、いつ何を出すか。新人向けの全体像

技能実習の書類は、いつ何を出すか。新人向けの全体像

技能実習の書類は、出す時期と出す先で分けると迷いません。計画の認定は外国人技能実習機構(OTIT)、入国のための申請は出入国在留管理庁、実習中の届出や毎年の報告はまた機構です。

この記事は、はじめて技能実習の書類を担当する人に向けたものです。団体監理型(監理団体を通じて受け入れる形)の第1号を例にしています。技能実習の書類の書き方シリーズの1回目です。

いつ、どこへ、何を出すか

技能実習の書類は、いつ何を出すか

最初の大きな書類は、技能実習計画認定申請書(省令様式第1号)です。技能実習生ごとに計画を作り、監理団体の指導を受けたうえで、実習実施者(受け入れる会社)が申請します。第1号は、開始予定日の6か月前から申請でき、原則4か月前までに申請します(技能実習制度運用要領、令和8年4月)。

計画が認定されたら、入国のための在留資格認定証明書交付申請をします。入国したら、監理団体が入国後講習を行い、そのあと会社での実習が始まります。初めて技能実習を始めた会社は、実習実施者届出書(省令様式第7号)を出します。

計画の認定申請は、提出書類一覧・確認表を目次にする

計画の認定申請に何を付けるかは、「技能実習計画認定申請に係る提出書類一覧・確認表」にまとまっています。団体監理型は別紙②-2、企業単独型は別紙②-1です📄 出入国在留管理庁の資料(PDF)。この表も申請書類の先頭に付けて出します。

一覧表の印の意味は、次のとおりです。

  • ◎:必ず出すもの
  • ○:過去3年以内にほかの計画で機構に出していて、内容が変わっていなければ出さなくてよいもの
  • ●:過去5年以内に同じ技能実習生について出していて、内容が変わっていなければ出さなくてよいもの
  • △:実習先を変えて新しい技能実習生を受け入れる場合に出すもの
  • ×:出さなくてよいもの

○や●で省略する書類は、前に出した申請日か申請番号を表に書きます。書かないと、もう一度出すよう求められることがあります。

団体監理型・第1号で出す主な書類

一覧表(別紙②-2)に並ぶ主な書類は、次のとおりです。

  1. 技能実習計画認定申請書(省令様式第1号の第1面〜第7面。第1〜第7面は副本も)
  2. 申請者の誓約書(参考様式第1-2号)、技能実習生の旅券などの写し、履歴書(第1-3号)
  3. 外国の所属機関による証明書など(第1-28号ほか)、取次送出機関の誓約書(第1-10号)
  4. 雇用契約書及び雇用条件書(第1-14号)、報酬・宿泊施設・徴収費用の説明書(第1-16号)と宿泊施設の見取り図
  5. 技能実習生の申告書(第1-20号)、本国で支払った費用の明細書(第1-21号)、推薦状(第1-23号)、同種業務従事経験等説明書(第1-27号)
  6. 会社の書類:申請者の概要書(第1-1号)、登記事項証明書、直近2事業年度の決算書、役員の住民票の写し
  7. 技能実習責任者・指導員・生活指導員の履歴書並びに就任承諾書及び誓約書(第1-5号)、技能実習を行わせる理由書(第1-22号)
  8. 監理団体と実習実施者の間の実習監理に係る契約書など

それぞれの書き方は、このシリーズで1つずつ取り上げます。

様式の図解:どこに何を書くか

技能実習計画認定申請の提出書類一覧・確認表に番号を付けた図

  1. 原則:片面印刷・ホチキスなし。本表の番号順に並べ、申請者確認欄に有・無。区分の印(◎○●△×)の意味
  2. 書類番号3〜9は副本も出す
  3. 複数の計画を同時に申請するときの並べ方(筆頭と2人目以降)、連名可の書類
  4. 列:番号・必要な書類・書式・技能実習の区分ごとの要否・留意事項
  5. 1 名簿、2 本表、3〜 計画認定申請書の各面、と番号順に続く

出典:出入国在留管理庁「技能実習制度運用要領 別紙②-2 提出書類一覧・確認表(団体監理型)」📄 出入国在留管理庁の資料(PDF)を加工して作成

受け入れ企業がすること

計画の申請者は、実習実施者(受け入れる会社)です。監理団体の指導を受けて計画を作り、会社の書類をそろえ、記名します。受け入れ前から修了までの会社の義務は、技能実習で実習実施者がすることにまとめています。当組合(MOOZ)は監理団体として、計画の作成の指導と必要書類のご案内をお手伝いします。

新人が最初につまずくところ

  • 申請の時期が遅れ、開始予定日に間に合わない(第1号は原則4か月前まで)
  • 古い一覧表や様式を使っている(様式は入管庁の技能実習の様式ページ 🔗 出入国在留管理庁のページ と機構のページで最新を確かめる)
  • ○・●で省略したのに、前に出した申請日や申請番号を書いていない
  • 第1〜第7面の副本をそろえていない

出す前のチェックリスト

  • □ 団体監理型の一覧表(別紙②-2)を使ったか
  • □ 申請の時期は間に合っているか
  • □ 省略する書類に、前の申請日・申請番号を書いたか
  • □ 申請書の第1〜第7面の正本と副本をそろえたか

技能実習の1号の計画の認定申請は、2027年2月までに行うよう外国人技能実習機構が案内しています(2026年10月時点)。受け入れの時期を考えている会社は、早めにご相談ください。業種、任せたい作業、受け入れたい人数と時期が分かれば、必要書類のご案内から始められます。

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