実習実施者届出書(様式第7号)は、初めての実習開始で1回
実習実施者届出書(省令様式第7号)は、技能実習計画の認定を受けて、会社として初めて技能実習を始めたときに、遅滞なく出す書類です。認定を受けるたびに出す必要はありません(技能実習制度運用要領、令和8年4月)。
この記事は、はじめて技能実習生を受け入れる会社の担当者に向けたものです。技能実習の書類の書き方シリーズの2回目です。
1回だけ。でも出さないと次の審査が遅れる

出し先は、外国人技能実習機構の地方事務所・支所の認定課です。届出が受理されると、実習実施者届出受理書(省令様式第8号)が届き、実習実施者届出受理番号が分かります。
運用要領には、届出がされていない場合、以後の技能実習計画認定申請の審査で届出の状況を確かめるため、審査に時間がかかると書かれています。次の受け入れを早く進めるためにも、実習を始めたらすぐに出します。
書く欄は4つ
様式は1枚で、欄は4つです。
- 届出者:氏名または名称(ふりがな)、住所、電話
- 技能実習計画:認定番号と認定年月日
- 技能実習を開始した日
- 備考:届出の担当者の氏名・職名・連絡先
認定を受けた計画が複数あって、同時に技能実習を始めた場合は、すべての計画を書きます。書ききれなければ「別紙のとおり」として別紙を付けます。
様式の図解:どこに何を書くか

- 届出者の氏名又は名称(ふりがな)
- 届出者の住所
- 技能実習計画:認定番号・認定年月日など。複数あれば全部(書ききれなければ別紙)
- 技能実習を開始した日
- 備考:届出の担当者の氏名・職名・連絡先
出典:外国人技能実習機構「別記様式第7号 実習実施者届出書」📄 外国人技能実習機構の資料(PDF)を加工して作成
記入例:架空の会社の場合
| 欄 | 書く内容の例(架空) | 確かめる元 |
|---|---|---|
| 1 届出者 | 株式会社 入管(かぶしきがいしゃ にゅうかん)/○○県○○市○○町1-1 | 登記事項証明書 |
| 2 認定番号・認定年月日 | ○○○○○○(2026年12月1日) | 技能実習計画認定通知書 |
| 2 複数の計画 | 同じ日に2人始めたなら2つとも(書ききれなければ別紙) | 認定通知書 |
| 3 技能実習を開始した日 | 2027年3月1日 | 入国後講習が終わり、会社で実習を始めた日 |
| 4 備考 | 担当:総務課 ○○ ○○、電話 ○○-○○○○-○○○○ | ― |
会社名は入管庁の記載例でよく使われる架空の名前です。番号と日付も架空です。
受け入れ企業がすること
届出をするのは実習実施者(会社)です。技能実習を始めた日を記録し、遅滞なく届け出ます。受理番号は、次の計画認定申請書(様式第1号 第2面の「実習実施者届出受理番号」)に書きます。受け入れ前から修了までの会社の義務は、技能実習で実習実施者がすることにまとめています。当組合(MOOZ)は監理団体として、届出の時期のご案内と記入内容の確認をお手伝いします。
よくある間違い
- 計画の認定を受けた日を「技能実習を開始した日」と書いている
- 届出を出し忘れ、次の計画の審査が遅れる
- 2回目以降の受け入れでも毎回出している(初めての1回で差し支えない)
- 受理番号を控えず、次の申請書に書けない
出す前のチェックリスト
- □ 会社として初めての技能実習の開始か
- □ 認定番号と認定年月日を、認定通知書で確かめたか
- □ 技能実習を開始した日は、実際に会社で実習を始めた日か
- □ 担当者の連絡先を書いたか
技能実習の書類の全体像は、シリーズ1回目にまとめています。
はじめて技能実習生を受け入れる会社は、当組合にご相談ください。業種、任せたい作業、受け入れたい人数と時期が分かれば、必要書類のご案内から始められます。